青森帰還そしてガス欠。青森〜大間

自分でもこのブログを書きながら何を今更...そんな風な気持ちにかられます。

何日も前の事を思い出しながら書いています。

まー記憶の整理にもなっていいかなとか楽観的な思考になっているのは少し遅れている事に対しての現実逃避なんだろうな。

しかし書かないといけないなんていう使命感もないので案外気楽にかきますね。

 

そんなわけで記事の中では北海道から昨日青森に渡った所からでしたよね。

 

青森の健康ランドで一泊して朝から青森を探索するつもりでした。

 

が...

そこの健康ランド24時間営業しているのと24時間区切りで料金が発生するので24時間以内なら何時間居座っても料金がかわりません。

そして落ち着く休憩室?仮眠室?があり豊富な漫画があり...

なかなか出れないですねw

この後予定も詳しく決まってなかったのも相まって結局昨日の夜入店したのですがギリギリの本日夜8時まで居座る始末ですw

 

ノロノロ青森健康ランドを後にしてお腹が空いていたので近くの丸亀製麺でうどんを啜りながら樋口と今日の行き先(寝床)を相談してました。

この時間からどこかを観光しようとは思いません...

外は真っ暗です。

 

なのでとりあえず観光はあしたの朝にしようという事になりとりあえず行きたかった本州の最北端の青森県の大間を目指そう。

そこでキャンプをしようという事になりました。

決まれば意外に行動は早い2人です。

 

僕はガソリンがほとんどなかったんでとりあえずガソリンを補給しにガソリンスタンドへ。

そしてガソリンスタンドで給油してくれた方の名札を何気なしに見たら「大間」

大間さんww

 

「今から行きますよ。」

とだけ伝えたら全くの?でしたw

 

樋口さんガソリン十分に入っていたみたいなのでいざ大間に出発です。

 

道程はそれほど長くなかったように覚えています。

確か150キロくらいでしたかね。

3時間ほどの道のりでしたがなんせ夜道なので気をつけて進みます。

しかも結構な山道です。

それに今日は新月全くの月の光のない道を進みます。

いつもと比べても大分くらいです。

月の光って結構明るかったんだなーって気付かされました。

 

そして寒い...

もう8月にもなるのにさすがは東北地方というところでしょうか。

1度道中のローソンで温かいコーヒーを飲んで僕の最大の防寒着カッパを着て一気に目的地を目指します。

途中「恐山」の標識が見えるたびに樋口が怖がっていたのが原付に乗りながらもわかりますw

そんな事は最早無視です。

 

山道から海岸を走る道に変わった頃でしょうか...

先程までの暗闇から少し光が差したように感じました。

海の方を見渡したら何故だか理解できました。

灯台が照らす光がとてもキレイで少し目を奪われてました。

 

....

 

....

 

あれ?樋口がいない。

 

暫く灯台の光を見ながらぼーっと待っていたんですが一向に現れません。

 

何台か車が後ろから走ってきては過ぎて行ったんですが樋口の姿は見えませんでした。

 

やっと見えてきたと思ったら原付を押して歩いてきてます。

 

マシントラブルか?と思って聞いてみたら。

 

「ガス欠。」

 

そういえば僕が給油してる時一緒に入れてませんでした...

 

十分あるつもりだったんですねw

 

しかし目的地までは後10キロ少々あります。

 

歩くしかねーか。

 

海岸線を永遠歩いて熊に注意の看板にビビりながら何とか目的地についてキャンプの準備をします。

 

そしたら親切なライダーさんが持っていたペンライトで手元を照らしてくれました。

こんなに深夜にガサゴソしてたからでしょうね。

遅くなった経緯を話していたら。

「ガソリン分けましょうか?」

あなたは神様ですか?

それとも仏ですか?

どちらでもいいですが本当に助かりました!!

 

あしたの朝からまたバイクを押して少し離れたガソリンスタンドまで行く樋口を少し可哀想だと思っていたので甘え差していただきましたw

 

そんなこんなで今日のガス欠事件も無事解決を迎え本日は本州の最北端の地でキャンプして就寝です。

 

お休みなさい。

 

暗い中からの出発で写真を1枚も撮れずでした。